ゆとり世代の星になれ(引っ越したので更新しません)

エモヤバ(https://yutorino9.com/)に引っ越しました。

アイドルファンは仕事ができる人が多いのではないか説

最近、世の中のアイドルファンの方々はマルチタスク管理能力が高いのではないか?と思うようになった。

過去に10-20回くらいしか握手会は行っていないし、総選挙は毎年投票はしていたけどここ最近は在宅に徹しているので、まだまだにわかファンである。

あと48・46グループ全体的に好きなので特定の推しメンがいない。

握手と投票はその時にいちばん気になってるメンバーにするだけだ。

このブログの読者はアイドルファンでない人が多いと思うので、「10回も行ってんの?!」と思うひともいるかもしれないが、全然多くない。。。。

 

既婚・子なし故に時間とお金にちょっと余裕が出てきて、久々にがっつりCDを買って握手会行くか!と思い始めた。

それで、気になるグループのことをもっと深く調べようと思い、あの手この手で調べていくと、時間が…ない…

しっかりアイドルヲタクをしている人たちすごい……と思ったので、何がすごいか書いてみる。


たぶん、その人たちからしたら、この記事に書いている内容は「このくらい全然大変じゃないぜ!って感じだと思うんだけども。。。

◆1:推しメンの情報だけを追えばいい訳ではない

2019年5月24日のAKB新聞の表紙は、岡田奈々ちゃんと村山彩希ちゃんだ。
この二人は「ゆうなぁ」コンビとしてファンの間で知られており、人気を博している。

例えば、ある人が岡田奈々さんを応援している場合、同時並行で村山彩希ちゃんの情報も集めたくなってくると思う。

岡田奈々さんの最新写真を見たい!→岡田奈々さんのSNSをフォロー

は普通の流れであるが、岡田奈々さんが写真をあげなくても、親友の村山彩希さんが写真をあげたり、どこかに出かけたという発信をする場合があるのだ。

よって、推しメンの情報を集める時は、以下の流れをファンの方は行なっているのではないか、と思う。

  • 推しメンのSNSをフォロー
  • 推しメンの人間関係を把握(意識して把握しなくても、普通に番組や推しメンのSNSを見ていたら把握できてくる)
  • 推しメンと仲良しメンバーのSNSをフォロー
  • 推しメンの情報収集だけではなく、推しメンの周辺メンバーからも情報を収集

 

これ、仕事と一緒やないか・・・・!!!!!

 

例えば私はWebマーケティングコンサルティング会社に勤めているので、
クライアントのSNS、HPを追って、クライアントがグループ会社ならそのグループの動向も追って情報収集している。

もちろん競合他社の情報やニュースも追う。

これをプライベートでやっているのがすごいアイドルファンの人たちなのだと思う。

私は大変すぎて、握手をしたい推しメンしかフォローしていない・・・
あとはエゴサで済ませてしまっている・・・・

もちろん、エゴサでも情報収集はできるが、やはりフォローしておいて情報を取りに行く方が早くその情報に触れることができる。

 

◆2:スケジュール管理が超絶重要

AKB48グループ、坂道グループは週末にシングルの握手会を行うことがある。

また、劇場公演やライブなども定期的にある。

先日卒業発表をした、さっしーこと指原莉乃さんは、しゃべくり7で

「週末の収録があるときに、握手会の予定が重なって、スケジュール調整も大変なときがあった」 

という趣旨のことを話していた。

アイドルファンの皆さんもおそらくそのような状態なのではないだろうか。
イベントが結構多いので、日程調整が大変なのである。

握手会が多い月は、本当に毎週末どこかで握手会がある。

握手会スケジュールは前もってわかるものの、
仕事や他の予定との調整をうまくしないとなかなか行けないものだ。

これは簡単なことではない。
これができているアイドルファンはすごいと思う。

私は今年すでにスケジュール調整をミスって、握手会に行くタイミングを逃した・・・。

スケジュール調整も、仕事と似通っている。

 

  • いつ、どこで、誰とアポイントなのか・・・
  • そこでは何を話すのか・・・
  • 移動時間

など考えることはたくさんある。

 

 

そしてもう1つ、重要なスケジュールが「プレゼントへの応募」だ。
週刊誌に推しメンが載ったら、そのメンバーのサイン入りチェキなどのプレゼントがある。

その応募締め切りまでに、郵送とか、SNSとかで応募しなければ、「当たる可能性は0%」だ。

これは営業で言えばコンペに似ているよ・・・・・・

期日までに提案を仕上げて出さないと、チャンスさえない・・・・・・

 

◆:アイドルファンのおじさんに感謝

私は16歳の頃、初めてAKB48の握手会に行った。

友達と参加したのだけど、当時からブログが趣味でブログ経由で繋がった、推しメンが同じおじさんと現地で合流し、挨拶をした。

彼は現在はもう推しメンが卒業し、彼自身もご病気で活動されていないが、
そのおじさんと奥様は、本当に親切にしてくれた。

金銭的なわかりやすさで言えば、「まだ高校生でしょ、1枚握手券あげよう」、と言ってくれたり、私は両親がハイパーイケてる人で「オタクなんてダサい!」というタイプの人で笑、あまり両親にアイドルの話はできなかったのだが、このご夫婦とは楽しく話していた。

あとで知ったが、このご夫婦はお子さんがおらず、二人ともなかなか有名な企業でしっかりご活躍されながら、アイドルを我が子のように心から応援し、アイドルのファンの人たちと交流していたようだ。

家族や親戚以外で、他の世代の人と交流が図れるというのは、とても重要なことだと思う。

老害」とか、「最近の若者は」とか、そういうのがないのだ。
みんなアイドルを応援しているという点で仲間なのである。

 

 

#YJMC2019 に招待してもらった(後編)

さて、先日参加した

Yahoo! JAPAN MARKETING SUMMIT 2019についてのまとめ記事です。

についてまとめたのが前編です。

yutorisedai-no-hoshininare.hatenadiary.jp

 

 

後編はアイデアブランディングをテーマにしたディスカッションの内容をまとめていきます。

 

 

◆3:アイデアブランディングについて語る

・アイデアとは何か?

プロダクトを人の印象に残すためには話題になることが重要で、話題にしてもらうために違和感を大事にすることがポイントです。

例えば、メルカリが折り込みチラシとか。
違和感を持たせられて初めて話題にしてもらえます。

話題にならないと売れないことは証明されていますが、
話題になっても売れないことの方が多いのが現実です。

つまり、話題のなり方が大事。
「どう覚えられるのか」「どう違和感を残すのか」を考えた方が「売る」ためには大事なのです。

この「どう違和感を残すのか」「どう話題になるのか」がアイデアだと思います。

・アイデアの作り方

フレームワークを使うか?の問いに、3社ともNOでした。
ざっくりした顧客セグメントはあるものの、細かには分けないと・・・。

ではどうアイデアを出しているのでしょうか?

 

 

①N1分析

メーカーとしていい商品をつくろうとすると機能性や、
A社より良い製品だとか、優位性だけを語りたくなりがちですが、
お客さんが考えていることを、とことん考えて、お客さんにとっての「ベネフィット」を見つけることが重要です。

ベネフィットとは、お客さんがどんな利便性を感じているのか。
それはデータを量で見るよりはN=1の深堀なのです。

たった一人のお客様をよく観察し、インタビューもする。

例えばニューバランスの鈴木さんは、ランナーにインタビューをしたり、
人々がどんな時に走るのかを観察するそうです。

▼N1分析といえば、この本にも書いてありました。

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「顧客起点マーケティング」で検索!

フレームワークは思考の整理には役立ちますが、アイデアを出すのには役立ちません。

フレームワークを使うと、みんな同じような答えになる。

イデアとは「どう違和感を残すか」みんなと同じでは、違和感は残らないのです。

 

 

②競合は見ない

同業他社を見ると、マネしたくなってしまうので、ナイアンテックの鈴木さんは
他の業界を見るようにするといいと言っていました。
ナイアンテックポケモンGO!を出した時、参考にしたのはメルカリやスマニューです。

普段ネットに触れないユーザーに、どうポケモンGO!を触らせるかを考えていました。

他業界で、普段ネットに触れないユーザーにネットサービスに触れることに成功した事例を見つけ、それを抽象化し、自社のアイデアに活かすということです。

 

 

 

③あえて同質化する

Amazonは日本でだけポイント制を導入しています。
それは日本ではお買い物をしてポイントが貯まるのが一般化してきているので、
それがないと「ECサイト」としての競争に乗れないからです。

お買い物をするときの選択肢に入れてもらうために、あえて同質化した、ということです。

・ブランドカテゴリの育て方

▼カテゴリを育てるときは、コアなファンに気をつけろ!

ブランド作りを考えると、コアなファン、ロイヤリティを意識したくなります。
また、企業側も、コアなファンを相手にする方が楽しいのです。
なぜなら、すでにブランドを理解してくれているからです。

しかし、そうすると、どんどん新しい人のことを考えなくなってしまうので、
将来的な売り上げ低下に悩まされます。

新しい層をファンにしていくことを考えないと、コンフォートゾーンに残ってしまうのです。
先日決算発表をしたmixiも、モンストはロイヤルユーザーにコミットするあまり、売り上げが落ちたという趣旨がありました。


カテゴリをヘビーに使う人は期間単位で入れ替わります。
だから、現在ブランドをヘビーに使っている人を追いかけると、
結局彼らのニーズを満たせないと離れてしまったり、
ブランドが変化してしまいダメになってしまったりするのだと思います。

・採用と意思決定ではブランド哲学が重要

 

 

▼ブランド哲学ではモノは売れない

ブランド哲学とは、その企業が何を考え、何を理想としているか、です。
ブランドとは、その哲学によって作られた商品や、サービスたちです。

ブランド哲学というと、一般的には、地域に根ざす大企業の場合は、その地域への貢献が求められることがあります。

しかし、どんなに崇高なブランド哲学を持っていても、別にモノの売れ行きに関連はしません。優れたブランドは売れても、優れたブランド哲学は知られていないことが多いのです。

その意味で、ブランド哲学がビジネスに数字的な影響を与える意味で大事になる場面は、採用です。
会社のミッションに共感して入ってくれる人は一生懸命に仕事をします。

ナイアンテックは技術の力で、世界をゲームにして、人々を外に出して、健康にしたいという理想があります。

 

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ポケモンGO!の画面スクリーンショット

この理想を知らなくても、ポケモンGO!はダウンロードされました。
ブランド哲学なんて知らなくても物は売れるのです。

しかし、この哲学に共感していないと、仕事は頑張り抜けません。 

 

 

 

▼ブランド哲学とは売るためのものではない

ブランド哲学とは、勝つための気持ちが上がるもの。
モノを売る、勝つ、シェアをとるために「これはやる」「やらない」という基準を持つのがブランド哲学です。

そしてそれによって出来上がる商品、商品イメージ、サービスたちがブランドとなります。
パンテーンのブランド哲学を知らない人は多いですが、ブランドを知っている人は多いです。

 

以上がパネルディスカッションのまとめです。
自分なりに要約しているので、当日の様子をもっと知りたい人はツイッターで「#YJMC2019」のタグ検索をしてみてください。 

 

 

Yahoo!外資コンサルを意識しているのかな?

(以下は黒文字も私の感想になります)

最後に代表の赤星さんから今後のYahoo!の体制や、マーケティング支援サービスに関する説明がありました。

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https://twitter.com/yahoo_marketing/status/1129324725702877185から引用


個人的に意外だったのは、組織体制の部分で、業界ごとに特化したYahoo!の担当者をつけること。

通信業界ならAさん、金融業界ならBさん、という具合です。
これって、外資コンサルも似た組織体制をとっていると思います。

会社によってはそうでない場合もあると思いますが、
私が勤めていた会社や友人が勤めている会社は、例えば一度自動車業界の提案で3ヶ月やると、次も同じ業界の提案に携わりがちで、結果としてその業界の専門性が上がっていきます。

これと似た組織体制になるわけです。

私はこの体制は提案の精度を上げるために重要だと思っていて、
一方でマーケティングって同じ業界の事例ではなく、全く関係のない業界の事例が参考になるケースもあるのですよね。

なので、個人的には業界を超えた事例の情報共有がYahoo!の中で素早く正確にできるかどうか、は重要なのではないかと感じました。

 

また、以下の4点を強化していくことも発表されました。

  • プラットフォームを統合
  • 広告品質のダイヤモンドを目指す
  • オンラインとオフライン
  • 動画広告、アプリ広告、ダイナミック広告

私はオフライン施策に強い興味が湧いてきたので、
今後のYahoo!の動向には注目しつつ、今回のセミナーはとても勉強になったので、
クライアントにYahoo!さんのサービスで参考になりそうなものがあれば、お伝えしたいと思いました。

 

◆最後に今後の仕事で活かすこと

  1. 今後も応援される組織、ブランドを目指した施策を考える

    yutorisedai-no-hoshininare.hatenadiary.jp

  2. ブランド哲学は採用時に重要。自社のブランド哲学を自分も理解し、発信する
  3. ネットの世界では「誰が言うか」がより重要。
    個人ブログは正直に、読者の方が読んで良かった、この人のブログは信用できると思ってくれるように書く。
    間違いがあっても、それで読者が離れるのではなく、指摘してもらえるようにする
  4. 施策を考えるときは、N1分析。
    現場主義なのでクライアントの製品は20万円のものでも買っていたが笑、
    これからもできる限り現場主義、
    N1インタビューで解像度を高めて施策を練り、実行する
  5. 量より質の考え方をクライアントすぐに理解してもらえなくても、少しずつ伝える

 

#YJMC2019 に招待してもらった(前編)

昨日は「Yahoo! JAPAN MARKETING SUMMIT 2019」に行ってきました!

ご招待いただけたので、比較的、前方の席で勉強させていただきました。

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https://twitter.com/yahoo_marketingから引用

◆イベント概要

▼イベントHP

marketing.yahoo.co.jp

信じていたマーケティングの常識が、ある日突然変わっていく。

連続性のある従来のマーケティングを疑うきっかけを作り、凝り固まった常識を覆していく。

Yahoo! JAPAN MARKETING SUMMIT 2019」では、非連続的に変わるこれからのマーケティングを考えていきます。

3つのパネルディスカッションがあり、マーケティングをしている人なら誰もが知っているようなトップマーケッターの方々が登壇し、ディスカッションされました。

ディスカッションの要点や感想をまとめていきます。

セミナーに参加しただけで満足しない為に

感想だけ言えば、めちゃくちゃ楽しかったです。

こういうセミナーは事例を聞いて、満足して終わりがちと思われそうですが、
意外とそうでもなくて、弊社の場合はセミナーや本で学んだことは、モノによっては数時間で商材化します。

セミナーなどで学んだことはちゃんと商売に活かせます。

また、こうしたセミナーで業界で成果を残している人たちが、自分と同じ意見を発言していると「自分の仮説は間違いじゃなかったんだ」と自信を持つことができます。

これもセミナーに行くメリットですね。

さらに、こうしてブログに残しておけば、「去年のGW明けに行ったイベントで勉強になったことあったんだけど、なんだっけ?」という時に、すぐに自分の言葉でまとめたことを思い出せます。

「参加して満足」で終わらせない為には、

  • 学んだことを商材化などで、商売に活かす
  • 学んだことを振り返りやすくして、忘れない

の2点を意識しています。 

 

▼会場めちゃ広かった

 

◆パネルディスカッションの要点まとめ

私はこの日、大切な商談があり、17時すぎからの参加になりました。
その為、3つあったパネルディスカッションのうち、2つしか参加していません。
その2つのディスカッションから勉強になった点をまとめていきます。

登壇者の背景は重要だと思うので、ここで登壇者を紹介します。

今回の登壇者は全員トップマーケターとのことですが、
2名、私の勉強不足で知らない方がいました。
株式会社クラシコムの青木さんと、dely株式会社の堀江さんです。

その2名にフォーカスを当ててまとめます。他の方はお勤め先と肩書きのみとします。

◆1:登壇者について

パネルディスカッション②「DOUBT! THE MEDIA.」
登壇者

  • 青木 耕平氏:株式会社クラシコ代表取締役
    株式会社クラシコムとは、「北欧、暮らしの道具店」を運営している会社です。
    HPからコメントを引用させていただきますが、

    クラシコムは、自分にフィットしていて、
    居心地の良いライフスタイル(=暮らし方)を作る
    助けになるようなサービスを提供することを目的

    としているECサイトです。
    ツイッターで調べてみると、「北欧、暮らしの道具店」のコンテンツがどれも好き!という声がみられました。

    実際にサイトをみてみると、世界観が統一されていて、オフラインの小売店で言えば、個人的には良品計画と似ている印象を受けました。いや、全然違うんですけどね。

    百聞は一見にしかず、「北欧、暮らしの道具店」さんのサイトをみてみてください。

    hokuohkurashi.com

  • 堀江 裕介氏:dely株式会社 代表取締役
    ツイッターで食欲を誘う、おいしそうな料理動画をみたことはありませんか?
    こういうのです。

    これを運営するのが、dely株式会社さんです。

  • 渡辺 将基氏:新R25 編集長
    >新R25、大好きです。よく読んでいます。

  • モデレーター:徳力 基彦氏:ジャイルメディア・ネットワーク株式会社 取締役CMO

パネルディスカッション③「DOUBT! THE PLANNING.」

登壇者

  • 足立 光氏:ナイアンティック アジアパシフィックプロダクトマーケティングシニアディレクター
    >ナイアンテックは世界的有名企業です。
    ポケモンGO!の会社ですね!!

  • 鈴木 健氏:株式会社ニューバランスジャパン DTC&マーケティングディレクター
    ニューバランスの靴、実は一足も持ってないんですよね・・・。

  • 村田 雅行氏:株式会社メルカリ 執行役員CMO
    >実はメルカリで買い物もまだしたことありません・・・。

  • モデレーター:井上 大輔:ヤフー株式会社 メディアカンパニーマーケティングソリューションズ統括本部マーケティング本部長
    >井上さんは、去年の7月ごろからフォローしていて、勝手に憧れている方です。
    >たまにリプでコメントをくれたりして、すごく嬉しいです。


◆2:マーケティングは量から質へ

以下から勉強になったことをまとめます。
登壇者のディスカッション内容を要約している文面は黒文字私が理解を深めるために追記している部分は青文字にします。

・記事の量より、記事の質

ひと昔前までは、記事メディアは記事の量が重視されていました。
しかし今は、記事の質が重視されています。

記事の質がよくなければ、そのメディアに掲載されるPRが信用されなくなってきたのです。

R25https://r25.jp/)はここをすごく重視されています。

 

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R25スクリーンショット

PRの記事には「PR」と見出しがついています。
PR以外の記事の質が高く、信用できる関係値があるから、PRの記事が読まれるわけですね。

・広告は「人がたくさん集まるところ」より「質のいい人が集まるところ」へ

広告は、多くの人にみられるのが重要なので、
PV数、トラフィック数の高いメディアに出稿しようと判断しがちです。

例えば、私は競馬が大好きなのですが、競馬のサイトに、20代女性向けの洋服の広告が出ていても、私は25歳の女性ですがクリックしないでしょう。

一方、インスタをみているときは、RIM.ARKとか、KATHARINE HAMNETTとか、好きなブランドをフォローするので、洋服の広告が出ていたら好きなデザインがあればその広告をクリックするかもしれません。

「質」とは、「広告を出す先と、広告の内容と、広告をみる人の気持ち」が合うかどうか、です。

 

「質がいい人を集められる」とはすなわち、「誰が言うのかが重要になる」ということです。

例をみてみましょう。
TRILLという女性向けのメディアがあります。

trilltrill.jp

大丸松坂百貨店とTRILLのタイアップ広告を行ったところ、5.1%昨年比売り上げ伸びたそうです。
さらに、大丸松坂屋百貨店Webサイトの滞在時間は、TRILLタイアップ経由のユーザーは全体平均70%も長く滞在していたそうです。

つまり、これは誰が大丸松坂屋百貨店を紹介したのかが重要になっている証です。
TRILLが紹介したから、TRILLユーザーは長く滞在し、お買い物をしたのでしょう。

大丸松坂屋百貨店にとって、質の良いお客様を集められる誰かが、TRILLだったわけです。

インターネット以前の雑誌では「どの雑誌に載るか」が重要でした。
女性向けのアクセサリー広告が文春に載るより、JJなんかに載った方が効果的でしょう。

今は誰が言うかが重要です。

R25も、コンテンツがネット上にどんどん増えてきているので、
「誰にその主張を言ってもらうのか」を重視していると言います。

・お客様が買ったものを肯定できるものを作る

青葉家のテーブルという連続短編ドラマがあります。
「北欧、暮らしの道具店」のオリジナルです。

このコンテンツは「お客様が『北欧、暮らしの道具店』で買い物をした人が、それを肯定できること」を意識して作成されたものです。

www.youtube.com

その商品のファンになったこと、応援したことを後悔させずに肯定させるって、すごく大切なことだと思っていて、これは私が考えるマーケティングで最も大事なことです。

現場のお客様が、信じて良かったと思える行動をとり続けたいです。これに関する意見はこちらの記事にも書いています。

yutorisedai-no-hoshininare.hatenadiary.jp


お客様が肯定できるクリエイティブを作る、これは炎上も防げますよね。
過去の炎上ってどれもお客様をちょっとディスった内容だった気がします。

 

長くなってしまったので、続きはこちらにまとめます。

 

(前半)コネクトドット(マーケのセミナー)に参加したので記録する

先日、「コネクトドット」というセミナーに行ってきました。
方向音痴な私は神谷町に到着してから、普通に迷子になり、
もうドタキャンしようと思っていたのですが、職場の先輩も来るので頑張って行きました。メンタルが弱すぎて、迷子になるとすぐにタクろうとしてしまいます・・・

 

さて、今回のセミナーは、登壇者が一人8分の持ち時間で、特定分野のテーマについて話しています。

 

各項目で私が学びになったことと、私の見解を目次ごとにまとめているので、もし気になるテーマがあれば登壇者の方のツイッターをフォローしてみてください。
目次(テーマ)の下に、登壇者名と、ツイッターIDを貼っておきます。


また、セミナーの様子を詳しく知りたい方は、ツイッターで「#コネクトドット」で検索してみてください。

当日のセミナーの様子や、スライドが見つかります。

また、今回の記事は登壇者が8名いるので、前半の4名をまずはまとめています。

▼会場には結構、人がいた

 

1:インフルエンサーマーケティングについて思うこと

テテマーチ株式会社 福間 昌大さん(@fukuma1023

今回のセミナーのトップバッターだったようです。
残念ながら私は遅刻してしまったので、以下の太字部分のお話しか聞くことができませんでした。

▼福間さんのインタビュー記事

www.wantedly.com

以下は私の考えになりますが、福間さんの「目的に合わせて言葉を使い分ける」というのは本当にその通りだなーと思いました。

売り上げを立てることを目的にしているのであれば、インフルエンサーマーケティング、拡散・認知向上を目的にしているのならば、ディフューザーマーケティング、というような形です。

これまでのインフルエンサーマーケティングはこの2つの目的が内包されていて、「インフルエンサーマーケティングは売り上げに繋がらない」という判断をされてしまうことがありました。

しかし、それは目的の違いです。目的が違えば、同じインフルエンサーを起用するマーケティングでも「どのように起用するか」という手段が変わります。

売り上げを立てることを目的にしたインフルエンサーマーケティングの場合は、どんなに流入数が高くても、SNSでバズっても、売り上げに繋がらなければ評価されません。

そう考えると、プロダクトがあり、そのプロダクトの売り上げを立てるために、顧客とのコミュニケーションとしてインフルエンサーを起用するわけです。
単なる「拡散」ではなく「購買」まで繋げるには、顧客のことを分析して、顧客が「認知」ではなく「購買」するほど影響を受けるのはどんなインフルエンサーがどんな発信をしたときなのか、アイデアを出す必要があります。

顧客の分析は『顧客起点マーケティング』という書籍が大変参考になります。

 

 

2:平成最後の総まとめ!動画とメディアの歩みとこれから

C Channel株式会社 高橋 絵未さん(@eimitkhs

C Channelはインスタで10代の女性の多くがフォローしているという有名な会社です。私は知らなかったので、ツイッターで女子大生の女の子からそれを聞いて衝撃でした。

 

C Channelのコンテンツはこんな感じ。

美容やエンタメなど、各ジャンルごとにアカウントがあって、各アカウントで動画を展開しています。

www.instagram.com

 

C Channelの中の人である高橋さんは、これからも主体は横向き動画だと考えているそうです。
これは私もそう思います。

興味深かったのは高橋さんの以下の考察です。

これは今後、動画コンテンツを作るときは意識したいと思いました。

  • 横向き動画:状況、ドラマ、情景を伝えるのに適している。かつ、長尺と相性が良い。
  • 縦向き動画:親しみ、コミュニケーション。短い尺と相性がいい。

テレビやYoutubeって横向きで、
Instagramのストーリーなどコミュニケーションを目的にした短尺のものは縦ですよね。

これは個人の見解ですが、インスタライブやツイッターライブは30分間など長い時間、縦のままです。長い尺なのになぜ縦でも機能しているのか?それは、この2つはライブの中でも、コミュニケーションに重きを置いているからだと考えられます。

3:女性を描く広告はなぜ炎上しやすいのか?

freee株式会社 砂川 恵里佳さん(@suna_book

これはめちゃくちゃ難しくデリケートなテーマだと思います。このキャッチーなテーマに惹かれて来た方も多いのではないでしょうか。

砂川さんの分析は納得感がありました。

  • 時代の変化によって、「人によることを、一括りにした(決め付けたような印象を与えてしまう)コピーライティング」をすると炎上しやすくなる。
  • よって、世の中と目線を合わせて(様々な人がいることを前提にした)コピーは共感を得やすい

例えばゼクシィのこのコピー。

「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」

 

確かにこのコピーは「結婚しなくてもいい」ということで、何かを一括りにしないメッセージングになっています。

これは私の考えなのですが、「時代と目線を合わせる」というのは今の平成の終わりあたりの時代の場合、「ターゲット以外がどう思うのか」を考えることなのではないか?と思います。

ゼクシィって、結婚式・披露宴など結婚に関するイベントが具体的にある人がターゲットのサービスです。なので、ターゲットの心に響くコピーを考えるのが今までの広告だった気がするんですよね。

しかし、このコピーは、「ゼクシィを買う人以外」つまり、結婚の予定がない(結婚しない)人たち、ターゲットじゃない人のことも、冒頭に触れているんですよ。

ツイッターだと稀に「犬が好き」と言うと「じゃあ猫とか、他の動物は嫌いなんですか!」みたいな、「いや誰もそんなこと言ってないんですけど・・・」という角度からのクレームってあると思うんですが、このコピーってその角度の殴りができないんですね。

結婚する人も、結婚しない人も幸せで、そのうち結婚する方を選びました。
ツイッター風に言えば「犬も猫も好きなんですけど、犬が特に好きです」みたいな。

そんな印象を受けました。

マス広告では「今回の広告のターゲットじゃない人たちがどんな気持ちになるのか」も考えた方がいいと気づきました。これが時代を読む、ということなのかもしれません。
ツイッターは文字数制限があるので、気をつけられませんが・・・。)

 

4:8分で解き明かす 最新Instagramマーケティング

株式会社SUIRIN HOLDINGS 川上 慶士さん(@okyaaaann

この項目はかなりノウハウ系です。

なのでシンプルに箇条書きでまとめていきます。

  • ストーリーは数値化できないが、ストーリーによって購買行動が変化している
  • 今のインスタはキラキラ・憧れよりも「身近な」「共感」「実用性」の方が重要になりつつある
  • ハッシュタグはインスタの世界のSEO的なもの。ハッシュタグの検索結果をみて、#シンプルな家具 なら上位表示されているけど #木製家具 では上位表示されていない。ではどんなコンテンツなら、#木製家具 でも上位表示を狙えるだろう?と考える

これは超絶、勉強になりました。
私はインスタ使っていなかったんですが、確かにストーリーが実装されてから使い始めたんですよね。

それは友人の日常が「ストーリー」で手軽に知れるからで、まさに「身近」になったからです。

さらに友達のストーリをみて、「これどこのお店?」とか「〜〜ちゃんに会ったんだ!元気そうだった?」みたいな感じでコミュニケーションが始まることが普通になりました。

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ストーリーを見て友達にお店を聞いた図

 

また、画像・動画を1投稿で10枚まで投稿できるようになり、いろんなハウツーを解説しやすくなったことで「実用性」の重要度も上がりました。

アプリに何か実装されたら、それによってどんなユーザーの変化が起こるのか、先読みして考えることの重要性に気づきました。

 

◆前半のセッションから自分が今後やることにしたこと

  • CVを目的としてインフルエンサーを起用したプロモーションをするときは顧客分析を徹底し、拡散にならないようにする
  • コミュニケーションをとる動画は縦型にする。
  • ターゲット以外の人が見たら、どんな気持ちになるのか?という視点を加えて、文章を作る
  • アプリに何か機能が実装されたら、それによってどんなユーザーの変化が起きるのか予想する→予想できたら、手を打つ

 

twitter.com

 

 

長期的に売れる・応援される組織をつくりたいと思った

マーケティングは「組織改革」ではないかと思いました。

私が尊敬しているマーケターが

ももクロマーケティングがすごく上手。今後、目指していくのはももクロか宝塚みたいな感じがいい」

と言っていて、意味不明だと思っていたのですが(ごめんなさい)、今は分かる気がしています。

◆この記事を書いた背景

これはただの個人ブログなので、自由に書いたらいいと言われるかもしれないですが、
間違った捉え方をされてしまうのはとても悲しいので、この記事を書いた背景というか、48・46グループのファンだけどももクロについて書いた背景を記載します。

私は48・46グループが大好きで、応援していて、過去の記事にたくさん好きなところを語っています。

48・46グループの運営の興味深いところ、自分の仕事に活かせそうなところ、勉強になったことなどブログや自分の日記帳にも書いています。

 

そんな中、NGT48の騒動がありました。 

「こんな事件があっても48・46グループを応援するなんて、応援している人も軽蔑する」と言われますが、それでも、応援しています。すごいグループだと思っています。
先日もNMB48のメンバーに会いに行きました。
yutorisedai-no-hoshininare.hatenadiary.jp

そんなときにふと、ぶっとぶんですけど、「あれ?ももクロって昔、握手会やってなかったっけ?」「なんで握手会やってたももクロは、メンバーの卒業があっても安定して人気を獲得してるんだろう?」と疑問に思いました。

そして、「プロダクト・サービスが長く愛されるためには、応援してよかったと思われる組織にするのが最速で盤石なのではないか?」と仕事につながる気づきがあり、今回の記事を書いています。

公開したタイミングが4月なので、こうした前置きなしにそのまま記事を公開すると、「ただの注目集めだ」とか「48グループを批判」だと誤解されそうだったので、長くなりましたが、「記事を書こうと思った動機」をかかせていただきました。

48・46グループは応援してましたし、応援してます。これは今も変わりません。

yutorisedai-no-hoshininare.hatenadiary.jp

AKB48の凄さ、素晴らしさ、実績はもちろん認めた上で、CDも握手のために何枚もCDを購入した上で、マーケターの仕事につながる視点で気づいたことがあり、書きたいと思って書きました。なるべく偏重のない意見をまとめられるよう努めていますが(個人ブログでここまでする意味ないと思うんですが笑)、もし不備があって不愉快な気持ちにしてしまったら申し訳ないです。

この記事は全く48・46グループを批判するつもりはありません。今も応援しているし、CDを買いました。 

 

ももクロについては調べながら書いているので、もし情報に誤りがありましたら、お手数ですがモノノフの皆様、NGT48のファンの皆様、そのほかアイドルを愛する皆様、教えていただけますと幸いです。

 

◆◆◆

 

タイトルにある「長期的に売れる・応援される組織を作りたいと思った」。

これは最強のマーケティングなのではないか、と考えています。

マーケターは顧客と向き合うのはとても大切ですが、それと同じくらい、自社の組織と向き合うことも大切です。 


◆ファンが欲しいのはたくさんのCDなのか?

握手会のビジネスはトークンエコノミーと似ていて、興味深いなと思っています。私も少ないですが、10回行っています。

ももクロは握手会をやめて、「いま、会えるアイドル」とは言っていますが、完全にライブに振り切っています。私にはそう見えます。(ちがったらすみません)

ももクロのライブ総動員数はなんとジャニーズのグループに負けないほどです。

 

ももクロのプロデューサーはおそらく、握手会を重ねながら社会の変化に気づいたのではないでしょうか?

「CDは買わないけど、握手券を買うファンがいる」
「CDは買わないけど、メンバーに会いたい、曲は聞きたいファンがいる」

だったら、ライブに振り切って、メンバーに会いに来てもらえばよいのです。

CDは1枚(あるいは保存用や、カップリング違い)とかしか買わないけど、ホールが小さければメンバーを近くで見れる。
CDは買わないけど、一緒に音楽を楽しめる。

よく言われる「モノ消費」を「コト消費」に変えた代表例だと思います。
(「握手」も「コト」と言えば「コト」なんですけどね) 

 

◆人気を計る指標を変える

握手券つきCDは話題性、CD売り上げにかなり効きます。

ところがももクロは握手会をやめて、ライブに振り切っているように見えます。
握手会をやめて、CD売上枚数は目に見えるヒットは飛ばしづらいものの、ももクロはちゃんと人気アイドルです。

ももクロのプロデューサー

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握手会には大きなリスクが付きまといます。

  • ファンの距離が近すぎることにより巻き込まれるトラブル
  • 一般の人もCDを買えば近づけるので、悪意をもった人間もファンの中に紛れ込めてしまう
  • 正しいCD売り上げデータがとれないので、アイドルの本当の人気がわからない

などです。
とくに3つ目の、「人気に比例するような売上データが取れない」ことは、マーケターだったらかなり懸念するでしょう。

もちろん、ライブの動員数も「人気に比例」とは言い切れません。
しかしライブはCDを買って握手に行くより、行動のハードルがあるので、そういう意味ではCDよりもライブ総動員数の方が、「多少ハードルがあっても会いに行くほど、好きなファンがわかる」という意味で、人気を測る指標になるのではないでしょうか。(一人の人が、何回も行くケースもありますが)

その中でももクロは、「(比較的操作可能な)CDの売り上げ枚数」という数字よりも、「ライブ動員数」という数字で戦うことを決めたのではないか?、と私は思っています。

 

▼個人的に印象に残ってるももクロが出てるCM

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http://momoclozamurai.xxxblog.jp/archives/51549973.htmlから引用

「評価軸」を何に置くのかは、組織の方向性に多大な影響を与えます。

なにで学んだか忘れましたが、営業部の評価を単月と四半期ごとの売り上げにした場合、四半期ごとの数値を評価した方が、継続的な関係を顧客と築き、利益率も高い傾向にあったそうです。

 

ももクロは評価軸をCD売上枚数から、ライブ動員数に変えたのだと考えます。
組織を健全に保つには、評価軸や、ルールをどう定めるのか?がとても大切です。

 

◆1番言いたいこと

◆「応援したい組織」はなぜ、マーケティングに効果的なのか?

 

①信頼感から仕事がくる・協力がある

ももクロは子供向けのテレビ番組から、高齢者向けの朝ドラ、行政が絡む堅いイベントまで、幅広い範囲をカバーしています。

他にもももクロが企画するライブには名だたる歌手が一緒に出演する、
スポーツ選手も入場ソングで起用・ライブ出演にも協力など、
協力を得ることができるようになります。


②メンバーが安心して、組織の自慢をする

これは非常に重要で、お金に換えられない価値があります。 
マーケティングではこれが一番効くと、考えています。

社員なんだから、自社の商品を売るのが当然でしょうか?
営業経験のある方は、「お客様が喜ばない商品を売る苦しみ」が分かるはずです。
自分が使ってもいない、心から良いと思っていないものを人に勧めるのは苦しいのです。

採用担当なら、自社組織に自信がないと、学生に「うちの会社おいでよ!」 なんてアピールできないでしょう。
ブラック企業の採用担当は、きっとどこか心に罪悪感を抱えながら、広報活動することになります。

中の人が自信をもって勧められる組織を作るというのは、最強のマーケティングなのです。

広告費も大きくかからず、信頼は膨らみ、そして所属している人たちがさらに頑張るからです。


③ファンが応援してよかった、と思う

今回のNGTの事件は、特にここが大きく欠落しました。これは一ファンの意見ですが、
私はNMB48太田夢莉さんが好きですが、早く卒業してほしいような、でもまだアイドルを楽しんでほしいような、複雑な気持ちに駆られています。運営会社は違うんですけどね。

 

YouTubeで「ももクロ 国立」と検索したらでてきた。5年前で古いですが…

www.youtube.com

ももクロはファンが「この子たちを応援してよかった!!!」「ももクロを好きになってよかった!!!」と思える組織なのです。

68,000人を収容する国立競技場で単独ライブを行ったのは、SMAP、嵐などのたった6組です。(ちなみにこの中にAKBも含みます)

ももクロが国立でライブをしたとき、リーダーの百田夏菜子は、こう言いました。

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私たちは大きな会場でやりたいから、やってるわけじゃないんです。
会場をゴールにしてたら、大きな会場でやったらそれで終わりみたいになっちゃうけど、
私たちはみんなの笑顔が見たくて。

みんなに笑顔を届けることにゴールはないと思うんです。

私たちは天下を取りに来ました。

でもそれはアイドル界の天下でもなく、芸能界の天下でもありません。

みんなに笑顔を届けるという部分で天下を取りたい

この言葉を聞いて、涙したファンは多い。
この言葉を知って、ファンになった人も多い。

 

NGTのお偉いさんや、NGTに残留するメンバーの一部は、今回の事件の終息を「世間が忘れること」だと定義していると思います。少なくとも私にはそう見えました。
この姿勢がもう、1顧客であった私は「応援してよかった」と思えないのです。(それでも好きなグループを応援してしまうので複雑な気持ち・・・)

 

AKB48の握手会に初めて行ってから、10年が経とうとしています。
こんなに複雑な気持ちになったことはありません。

私は評論家にはなりたくないので、今回の事件から学んだことは自身の組織や、仕事に活かしていきたいです。

アイドルに会えるのは嬉しいですが、アイドルが幸せなほうが嬉しいです。

 

 

twitter.com

 

◆追記:モノノフさん、48・46グループのファンの方へお礼

タイミングも悪く、こんなに反響があると正直思っていませんでした。
ちょっと考えたら分かることなんですけど、フォロワーにあんまりアイドルオタクいないし、別にそんな話題ならんやろ、と思っていました。

当初、48・46グループを応援している身として今回の件はあまりにつらく、そのためとても悪い表現をしてしまい、ミスリードを誘う表現をしてしまっていました。(たとえば「握手会」のことをドーピングと表現していたり、国立競技場での単独に触れていませんでした)
見ず知らずのアイドルオタクの方が「お気持ちは分かりますが、せっかくの良い分析が台無しになっていますよ」とDMで指摘してくださり、気づくことができました。そして、リライトしました。ご指摘いただき、ありがとうございました。

 

また、48グループのファンの方も、辛辣な表現をしていたにも関わらず、「そりゃそうだよね。客観的でよい記事だと思います」「AKBの良さは認めた上で、今回の事件から学んだことが書かれていてよかった」と言ってくれて、ありがたかったです。

 

他にももし誤った情報があったり、伝わりきらない気持ちもあって不愉快に思う人もいるかもしれません。すみません。

この記事はアイドルを批判するつもりはありません。
自分はマーケターとしてこういう組織を作りたいと思って書いたものです。

 

タイトルとサムネイルは特にご指摘をいただいたわけではないですが、
ももクロ」を入れることで注目を集めようとしていると誤解される可能性を考え、修正しました。

個人ブログなので、注目を集めても得することは特になく、ひっそり平和に運営したいと思っています。

 

◆追記:勧めていただいた書籍

以下のような書籍をすすめてもらいました。

マーケティングと組織がこんなにも密接にかかわっているんだ、と気づくことができたので、以下の書籍も読んでみます。

 

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マーケターのキャリアについて学ぶセミナーに行ってきた

4月はあまり忙しくなかったので、会社から「セミナーなどに行って外の情報に触れるように」と御触れがでた。

新卒はGoogleセミナーを受けにはるばる沖縄へ・・・
先輩や上司も、業務を調整して14時とかのにセミナーに行き、丁寧にメモされたドキュメントを共有してくれる・・・

自分も行かなきゃマズイな、と思い調べるも全然興味あるやつがない・・・
SEOセミナーにめっちゃ行きたい。2年くらいはSEOの専門性を磨きたい)

 

困っていると、フォロワーのさとうさん(https://twitter.com/ux_market)が何個かセミナーを紹介してくれて、その中で日程が偶然合ったセミナーに行ってきた。

今日はそのセミナーで勉強になったことをまとめておく。

 

fmdm-vol1.peatix.com

◆登壇者の紹介

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山口 義宏 さん

以下の本を書いた人。

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ブランド・マーケティング領域の支援に特化した戦略コンサルティングファームを設立し、コンサルティングをしている。
Minimalというおしゃれなチョコの会社の社外役員。
私はチョコが好きなので、Minimalはもちろん知っている。美味しいしおしゃれ。

mini-mal.tokyo

 

中村 淳一さん

P&Gでボールド、レノア、ビダルサスーン、Gilletのマーケティングを担当。
その後、日系の小売り業界→現在Facebook Japan執行役員
実はこのイベントで初めて存じ上げたのだけど、個人的に1番この方のお話が自分にはしっくりときた。

 

三木アリッサさん


27歳6社目の帰国子女らしい。

お花屋さん→外資メーカー→日本酒→工芸品→イスラエル商社→現職(6月からアメリア支店立ち上げ)

アリッサさんは職人がもっと輝ける社会を作りたいらしく、

現職→USで起業→売却→職人を世界的に活躍できるビジネスの展開→つづく、、、

みたいな感じで、自分の将来を思い描いている。
私は未来の話が好きなので、アリッサさんの未来物語はもっと聞いてみたいと思った。

あと本来は司会進行の方がやることが多いが、山口さんや中村さんが話している時、しっかり相槌をして話を引き出してくれた

 

▼目次

◆マーケターの一般的なキャリアについて山口さんによる解説

①年収と専門性は比例しない

山口さんはマーケターのキャリアを7つのステージで解説している。

大切なのはステージ3(特定領域の専門家)から、ステージ4(マーケティング施策の統合者)になるタイミングだ。

 

・専門家から統合者へ

ステージ3(特定領域の専門家)までは、商品開発、プロモーション、広告、4Pの中の1領域などの専門性を身に付ける段階だ。

ステージ1〜ステージ3まで2、3年といったところだろう。
そして特定領域の専門性が70点くらいに達したら、ステージ4(マーケティング施策の統合者)を意識する。

 

f:id:yutorisedainohoshi:20190420131207p:plain

マーケティングの仕事と年収のリアル』P59

 

ステージ3(特定領域の専門家)まではマーケティングの4Pのうちの1つとか、先ほど挙げた広告なり、ブランディングなり、どこか1領域の専門性を磨けば良いのだけど、ステージ3からステージ4(マーケティング施策の統合者)に上がるには以下の3つの方向性を自分で選び取る必要がある。

  • 自分より1つ上のマネジメントのの目線(=1つの商品のマーケティングの4Pの全て)を持つ
  • 隣接領域の専門性を学ぶ
  • 今持っている専門性を70点から100点まで掘り下げる

そしていざ、ステージ4(マーケティング施策の統合者)として、マネジメント経験を積みたい時に、自分が今勤めている会社でマネジメントのポジションが空いていなければ転職する、など合理的な判断が必要だ。

 

このステージ3からステージ4に上がる時、年収も上げたいのだけど、専門性に固執して他領域の勉強を怠るとか、マネジメントの目線を意識しないでいると「専門性はあるのに年収が上がりません・・・」という悩みを抱えやすくなる。

専門性の深さに年収は比例しないのだ。専門性を軸にした自分の活かし方が重要なのだろう。

 

マーケティング施策の統合者とは?

ステージ4(マーケティング施策の統合者)は、複数領域の専門性を束ねる立場である。
例えば、ステージ3までは、商品開発、広告、webマーケティングなど、特定の領域の専門性を磨いていたが、ステージ4では4Pの全てを考え、決める。

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もう少し具体的に例えるならば、あなたが飲料メーカーで働いていたら、ステージ3(特定領域の専門家)まではコーラのプロモーションを考えている。しかし、ステージ4(マーケティング施策の統合者)は、コーラの商品開発、金額設定、プロモーション、販売チャネルなど、網羅的に判断する立場になる。

 

ステージ5(ブランドマーケティング全体の責任者)はコーラだけではなく、炭酸飲料というくくりでマーケティング全体を見る立場だ。コーラだけじゃなくてジンジャエールとかソーダとか、その他の炭酸飲料のマーケティング全体を統括する。

 

②事業会社は数字、支援会社は専門性が評価軸になりがち

山口さんはマーケティングコンサルティング会社や広告代理店を支援会社と表現している。

 

事業会社の特徴は以下である。

  • 担当商品の売り上げ、利益といった数字をとにかく求められる。社内での評価はその数字が重要
  • 1つの商品を売るために、他部署との折衝も多いので、バリューチェーンを横串で見ることができる

ちなみにアリッサさんは、他部署との折衝のポイントは「ここだけは譲らないぞ!」というこだわりを持つことだ、と言っていた。

一方、支援会社の特徴は下記である。

  • 社内の評価は「その領域の専門性」が重要
  • Web広告ならWeb広告、ブランディングならブランディングのみを徹底してクライアント企業に提案するので、特定領域の専門性をつけやすい

③疑問:マーケターのキャリアに「スペシャリスト」はないのか

マーケターとして年収をあげるには、どうやらまずは70点くらいまでの専門性を身につけたら、スペシャリストではなくマネジメントの方針でキャリアを積んでいく必要があるようだ。

ここで疑問なのが、「Web広告」「テレビ広告」などの専門性だけで食べていくキャリアはあまりないのかな、という点だ。

例えば、IT系のコンサルティング会社や、バリバリとコードを書くプログラマーの中には、マネジメントが苦手で一生プレイヤーがいいと言う人もいる。
そういう人はプレイヤーとして専門性をビンビンに尖らせながら、年収を上げている。

また会社にもよるが営業の名プレイヤーでマネージャーとしてではなくプレイヤーとして活躍し続けて年収を上げている人もいる。

マーケティングも手法がバラバラと出てきているので、その領域を特化して一生プレイヤーで食べていけてもおかしくないような気がするのだけど、あんまり聞かない。

マーケターは専門性を特化したプレイヤーというキャリアの積み方は現実的ではないのか?質問できる機会があればぜひ山口さんにも聞いてみたいと思った。

 

 

◆迷走しないためにキャリアの与件を決めよ

山口さんはアラサーくらいになったら「キャリアの与件」を決めて、迷走を減らそう、と言っていた。

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キャリアの与件とは、

向き不向きを考慮して「やる・諦める(やらない)・避ける」を決める

ということだ。

昔、ソニーミュージックで働くとあるおじさんが、大学生だった私にこんなことを教えてくれた。

「好き・嫌い・向き・不向きで、自分のキャリアは考えなさい。
好き嫌いがわからなくても、得意なこと、向いていることだけは早く見つけて、それだけは続けなさい」と。

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右下のキライだけど得意好きで得意にはできるけど、
好きで苦手得意にしていくのは難しい。

「好きこそものの上手なれ」という言葉があるが、それは「好き」なことが「得意なこと」だった、「好き」なことが「素養はあったこと」なのだと。

 

「好き」「キライ」ではなく、「向き」「不向き」でやる・やらない・避けるを決めるのは、私の周りの人生の先輩たちが口を揃えて言っていることだ。

そうすることで自分が輝ける可能性がある選択肢を絞れる。

 

もう1つ、興味深かったのは環境の「合う・合わない」を冷静に判断することだ。
P&Gで様々な商材のマーケティング担当を経験した中村さんは、日系の小売業界にいた時、仕事は楽しく学びはいつもあったが、日系企業はどうやら合わないぞ、と気づき、また外資に戻った。

面白いのは「楽しくて好きでも合わない(苦手な環境)というのがある」ということだ。

私は今の職場は転職して半年で、めちゃくちゃ楽しい。
それは自分の仕事も環境も、自分に合っているから楽しいのだと思い込んでいた。

仕事が合っていて楽しくても、環境が自分に合っていなくて、他の環境ならばもっと組織に貢献できる可能性もあるのだ。

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どんなに楽しい職場でも、「楽しいけど合わないのだ」「いつも学びがある環境だけど自分には合っていないぞ」と冷静に割り切れるかどうかは、所属組織への貢献を考えると大事な気がした。

 

◆今後2年くらいは・・・

今回のセミナーは、実のところ前向きな気持ちで出席したものではなかったが、結果的に参加してよかった。

今後2年くらいはSEO・コンテンツマーケティングの専門性を深めつつ、せっかく前職で予算も潤沢にある大企業の経営層とお仕事をさせてもらったことがあるので、Webに偏らない「全体最適」を考えられるマーケターを目指してがんばりたい。

SEOやコンテンツマーケティングはオワコンと言われるが、どの専門性もトレンドがあるので、いずれ終わりは来る。
ポイントは、その専門知識を他の領域でどう応用するか?だと思ってる。

いろんな情報が溢れているので、情報収集は続けつつ、自分の頭で考えて決断した道を正解にしていこう。

 

大手からベンチャーに転職して後悔しない方法を書く

去年の6月、私はようやく転職活動を決意し、7月から転職活動を開始した。

未経験業界(Web業界)に転職するため、とても不安だったが、多くの方がツイッターでアドバイスや、応援をしてくれた。

 

googleで、

「大手 ベンチャー 転職」と検索すると、大手からベンチャーに転職して後悔しているエントリーが見受けられる。

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「大手 ベンチャー 転職」の検索結果

「転職して良かった!」なんてページは1ページ目には現れない。

それだけ、恵まれた大手企業からベンチャーへの転職は怖いし、マイナスが伴うのだ。

 

 

とはいえ、私はベンチャー企業に転職したが、全く後悔していない。
だからこのブログには、「ベンチャーに転職して良かったこと」と「後悔せずにすんだ理由」を書いておきたい。

◆大手からベンチャーに転職して良かったこと

①配属ガチャ・転勤がほぼない

大企業では常に配属リスクがつきものだ。
職種固定で転職活動をして入社しても、たった3ヶ月で配属が変わってしまったと言う例も聞いたことがある。

私の場合は、「Webに関わる仕事ならなんでもいい!」とマジで思っていた。
だから、広告代理店から事業会社のWebマーケティング担当まで幅広く選考を受けた。

そしてWebマーケティングコンサル・Webサービスを展開するベンチャー企業に入社した。

毎日、いろんなクライアントのSEO対策とか、CVR向上のための施策を考えるのだけど面白くて仕方ない。(ディレクションはあまり好きではないが頑張っている)

やりたいことが確定している人にとっては、やりたいことを仕事にできるベンチャー企業は最高だ。好きじゃない仕事も当然あるが、興味がある分野につかれるだけで楽しいと思える。

一方で大手企業だと、常に配属リスクがつきまとう。
配属リスクが大きい傾向は減ってきているかもしれないんだけど、20代だとどうしても配属・ひどい場合は勤務地まで地方に飛ばされてしまったりと、自分でコントロールできない。

②組織の変化が目まぐるしくて面白い

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私は転職してからまだ半年だけど、すでに2回組織体制は変わっている。

また、年明けの1月からうちの事業部の約30人には日報の記入が義務付けられたのだけど、これまたものの1、2ヶ月で浸透し、今では日報は普通になっている。

他にも、弊社も他のベンチャー企業に劣らず「歴史から学ばない組織」状態になっているのだけど、マニュアルや過去の資料のデータ蓄積は大切だ!と気付き、社内Wikiみたいなツールを導入し試運転している。これも2月くらいから始まった。

組織は全く完璧ではない。

だからこそ、理想の組織になるように変化が目まぐるしいのが、前進しようとしている感じがしてすごく楽しい。

③フレックスタイム神

これは全てのベンチャー企業に当てはまるわけではないけど、弊社はフレックスタイム(コアタイム11時〜16時)がある。

すごいのは、フレックスタイムの使用にいちいち上司の許可がいらないことだ。

大手企業勤務の方は、次の日フレックスを使うときは前日に上司に許可を取らなければならないので、面倒で、結局フレックスは浸透しない・・・

という経験があると思う。

ベンチャーは余計な許可とりシステムを排除する傾向があるのと、一人への仕事の裁量が大きい分、自分で仕事を管理できるので、フレックスは新卒でも、インターン生でも上司の許可を取らなくても使える。

正直、これが転職して1番良かったことかもしれない。
仕事や、働く時間を自分でコントロールできるのは本当に幸せだ。

 

◆大手からベンチャーに転職して後悔しない方法

なんで転職して後悔せずに済んだのか?というと、以下の項目に心当たりがある。
良かったら、大手からベンチャーに転職する方は参考にしてみてほしい。

①100万円くらいなら年収を下げる覚悟をもつ

 

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20代前半の人が大手企業からベンチャーに転職する場合、年収の大幅ダウンがある。
私は年収は50万円までなら下がってもいいと思っていた。

ここで意識してほしいのは、今やっている仕事は楽しいかどうか?または、市場価値上がるのか?というところ。

現在、ZOZOで活躍している田端慎太郎さんは、NTTからリクルートに転職するとき、年収は下がったらしい。

 

自分がもらう給料の面で、年収100万円の差よりも、その人が仕事を通じて行使できる、実質的な裁量権や発注権限の差のほうがはるかに大きいと思うんですよ。

(省略)

与えられている裁量の中で、どれくらい自分の名刺代わりになるような案件をできるか。

僕は27~28歳ぐらいのときに「R25」を立ち上げました。初年度で売上10億円、支出が20億円。つまり10億円の赤字でした。

でもそういう仕事内容のほうが、目先の年収100万円の差よりも、長期的にはずっと重要なんです。 

 

大企業にいた頃、私はいつも「一体、いつになったら実質的な裁量権をもらえるんだ?一体、何歳になったら、自分一人でクライアントの前に立ったり、クライアントに自分の魂が乗った提案資料を渡せるんだ?」と思っていた。

もちろん、企業や、本人の優秀さにもよるのかもしれないけど、
少なくとも私の周りには、20代で、100%自分の責任で仕事を回している人はいなかった。

私は「年収は下がってもいいので、早く自分一人でクライアントの前に立てるようになりたい」と思った。

 

自分にとって、長期的なメリットがはっきりしているのなら、目先1年、2年の100万円なんて大したことない。
てか、今の時代は投資とか自分でモノを売って、会社以外からお金を儲ける手段も充実しているので、子供がいない20代ならそんなにお金の心配はしなくてもいいのではないだろうか。

 

②自分にとっての「楽しい」を言語化する

転職してなんでこんなに毎日楽しいか?考えてみたのだけど、原因は日記にあった。

毎日めっちゃ数行だけど(たまに大量になる)手書きで日記を書いていて、その日記の中に、自分は何が楽しくて、何がつまらないのか、人には見せられないくらい、ストレートな言葉で書いていた。

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私は語弊を恐れずに言えば、先輩や上司と仕事をするのは本当に窮屈だった。

お客さんに「こんな提案したい」と思っても、それが通らないとか、「この進め方の方が良さそうだ」と思ったことができないのは、死ぬほどつまらなかった。

だから、自分で仕事を自分の意思で進められる職種や環境の方が合っていた。

ちなみに裁量と言う意味で言えば、やはり営業職は個人の裁量が大きくなりがちで、自由度が高い職種だと思う。

私の今の職種も既存営業に近いところがあり、それも楽しいポイントだろう。
先輩に頼まれた仕事をするのは死ぬほどつまらない。

 

あとはやっぱりWebだ。Web業界でSEOでも解析でもなんでもいいから、Webの世界のマーケティングに関わる仕事がしたかった。
今はそれに携われているので楽しい。

 

③人はどうでもいい

極端な表現で申し訳ないが、個人的には「一緒に働く人など、どうでもいい」と思えるくらい、自分の仕事内容にこだわったほうが良いと思う。

今の勤め先には「いい人」はたくさんいる。
でも「いい人」がたくさんいる会社なんて、いくらでもあるのだ。

だからこそ、人なんかどうでも良い。(一緒に働く上司がサイコパスでないか、だけは見ていた。自分が病んだら意味がないので)

 

また、ベンチャー企業は一般的に人の出入りも激しい。
「この人と仕事しやすいな」と思っていた人が、すぐ退職するなんてよくあることなので、人依存で職場を決めるのだけはやめた方がいいと思う。

「サラリーマンが楽しいかどうかは上司に大きな影響を受ける」とは、いろんな人が言っている。これはその通りだ。

でも、「人」で会社選びをすると、事故る可能性高い。

よって、私は転職するときはやっぱり「仕事内容」を重視した方がいいと思う。
その仕事は楽しいか?
自分にとっての「楽しい」が分からなければ、
その仕事は自分の市場価値を引き上げられるのか?

また、一緒に働く人に優秀な人が多いところがいいなら、やはり大手企業の方がその可能性は高いだろう。大企業は人が多い分、そこで上り詰める人とは相当優秀だったりする。はたまた、人が多い分、「あこがれの人」も見つけやすい。モチベーションが人依存するタイプなら、大企業の方がいいように思う。

④取引先VCを調べたり、周囲のベンチャー企業経営者に評判をきく

内定をもらったとき、速攻やったのは会社概要をみて取引先VCを調べることだ。
取引しているVCの評判を調べて、転職先のベンチャー企業が信頼に足る会社なのか調べていた。

あとは会社を経営している知り合いに片っ端から会社名を伝えて、社長や会社の評判をリサーチした。

上場企業なら、会社の評判は大きくは株価とか、それこそVokersの口コミを見ればわかる。

だけど、上場前のベンチャー企業はそうは行かない。
だから自分の足とツテでなるべく真実に近い情報を集めまくるしかないのだ。

⑤社長ブログや取締役のブログは隅々まで読む

先ほど「一緒に働く人など、どうでもいい。サイコパスではないかどうかだけ見て、仕事内容を重視した方がいい。ベンチャーは人の入れ替わりが激しいし、確率論的な話で大企業の方が優秀な人は多くなりがち」という話をした。

人の出入りが激しい分、人に固執してその会社を選ぶと後悔する。
ただし、「いなくなる可能性が低い人」「会社全体に影響力がある人」の思想は把握しておいた方がいい。

それは社長や、草創期のメンバーだ。

もし彼らが学生企業とかなら「中途採用を増やして外の良いところを取り入れようという思想があるのか」をブログを読みまくって、リサーチする。
「転職組で役員はいるか」も大事だ。

もし大企業から独立組なら、前職から引き連れた人や前職のクライアントを横取りしているような思想がないか?
などをよく見る。

はたまた、「どんな組織にしていきたい」とか「どんな社会を作りたい」とか「採用では何を大事にしている」とか、彼らの思想をとにかく知るのだ。

 

一緒に働く機会はなくても、経営者の思想は現場に伝わる。
マネジメントと現場が乖離している組織も多いが、社員数が少ないベンチャーで社長がしっかり、経営に参加している会社なら、その社長の思想は現場に伝わる。

だから社長のことは探偵になったつもりで調べぬく。

社長が過去に何か失敗していてもそれは問題ではない。
大事なのは、今、その社長が何を考え、将来何をしようとしていて、それに共感できるか、だ。 

⑥資金調達額を調べる

ベンチャー企業の存続には、投資家からの資金獲得が命綱だ。
創業時期から今までの資金調達額を調べ、他の同業他社と比較する。

たとえば、内定先が5年目の企業なら、内定先のライバル会社や憧れにしている会社が5年目のとき、どのくらいの資金調達に成功していたかを調べる。

当然その時の景気の影響もあるが、資金調達額にどんな違いがあるか?
その差額の理由はなにか?
などお金を見ると考えることがたくさん出てくる。

⑦上場したいのか、上場せず経営を続けていきたいのか、売りたいのか調べる

この辺りは正直に答えてくれる人事担当者は少ないかもしれない。
でも、ベンチャー企業にとって出口を決めておくのはとても重要なことだ。

上場したいなら何年後に?
そのために会社はどう変わっていこうとしているのか?

上場しないなら、売却するのか?
売却するならどんな企業に売りたいと思っているのか?

上場を意識しているかいないかで、会社の方向性は大きく変わる。
上場を意識していない場合、どのように経営していこうと考えているのかで社風も変わってくることはなんとなく想像できると思う。

 

以上が私が大企業からベンチャーに転職するときにしていたことだ。
他にも思い出したら追記していきたい。

転職活動そのものをどのようにしていたのか、はnoteにまとめているので参考程度に記載する。

note.mu

 

 

◆月曜日〜金曜日まで楽しいのは幸せである

月曜日から金曜日まで楽しいのは本当に幸せだ。
この幸せには「フレックスタイム」と「仕事内容」が大きく貢献している。

年収とかネームバリューとか私にとっては結構どうでもよかったらしい…

 

大手企業から、ベンチャー企業への転職で不安に思っている人は、自分にとっての「楽しい仕事」は何かを意識しながら、転職するかどうか判断するときはなんとなくの情報に任せず、しっかり情報収集をしてほしい。

情報収集をする際に、この記事が参考になったらうれしい。